皆さん、こんばんは!
秋と冬の境目がわからない
キートンでございます。
いやー、めっきり寒くなってきましたね!
早くも街ではイルミネーションが飾られていますね。
クリスマスって一年の中で一番ワクワクするイベントだなあ。
さて、本日もおすすめ映画のご紹介!
。。と言いたいところですが、今回は特別編です!
実は、先日僕の部屋にあった本をかなり処分しました。
そう、キートンのアイデンティティの1つとも言える(そうでもない?笑)本をです!
どれくらい処分したかと言うと、5つあった本棚の1つが無くなり、
残りの本棚にも空間的な余裕ができているくらい。
さて、一体どんな心境の変化があったのでしょうか。
そこで、この機会に心境の変化のお話とともに、僕がどのように本と出会い、
共に歩んできたのかについての歴史を簡単に振り返ってみたいと思います!
どうぞお付き合い下さい!笑
【幼少期 〜本との出会い〜】
まずは、幼少期からいきましょう!
タイトルに、本との出会いと書いてはいますが、
正直なところ初めて本を読み出した時のことは覚えていません(笑)
母がよく寝る前に絵本を読み聞かせをしてくれていたことを覚えてるくらいで。。
僕が自分で本を読み始めたとはっきり思い出せるのは、小学生になってからのことです。
きっかけは、夏休みの宿題で課された、「読書感想文」。
そう、誰もが一度は苦しんだことがあるであろうあれです(笑)
僕も例外ではなく、宿題を終わらせるために渋々読み始めたはずだったのですが、
気がついたら本を好きになっていました(笑)
出来ることなら好きになったプロセスも詳しく書きたいところなんですが、
何も覚えていないんです。
読書が好きになったといっても、四六時中本を読んでいたという訳ではなく、
夏休みなどの長期休暇限定でした。
長期休暇になると10冊くらいバーっと読むみたいな(笑)
それでも、この頃から本に親しんでいたことは今の僕にとって大きな財産であり、
素晴らしい経験です。
特に自慢できるようなことがない今までの人生の歩みの中で、作文や俳句で賞をもらった、
小・中学生のこの頃が僕の人生のハイライトかもしれません(笑)
これも読書の恩恵かなあ。
【青年期 〜ライトノベルに夢中〜】
さて、小学生、中学生と順調に健全な読書ライフを歩んできた僕でしたが、
高校生になり大きな変化が訪れます。
"ライトノベル"の登場です。
ライトノベルとは、明確な定義はありませんが、アニメとかゲームの原作本をイメージしていただくと分かりやすいでしょうか?
そう、僕は高校生時代にアニメや漫画、ライトノベルの虜になってしまったのです(笑)
「え、オタク!?」
はい、否定はしません(笑)
2次元にはまり、あまり充実した高校生活が送れなかったこの時期を、
僕は”暗黒期”と位置付けております。
僕をそっちの道へと誘ったのは、入学したての頃に後ろの席に座っていた友人Tくん。
彼は、筋金入りの2次元好きで、
入学したての頃から僕に猛烈な"2次元最高アピール"をし続けていました。
最初の頃こそ軽く受け流していた僕でしたが、あまりにしつこいので、
試しに一冊の某漫画を借りてみたところ、あっけなく虜に。
気がつけば、興味の大賞をアニメやライトノベルにまで広げていました。
生来、1つのことに夢中になるととことん深みまでいく性格なので、
ライトノベルも凄まじい量を読み漁りました。
しかも、シリーズものがほとんどなので、
一冊読み始めるとシリーズ全て読み終わるまで止まらないのです(笑)
あれ、本からライトノベルってレベル下がってるのでは。。?
そう思われるかもしれませんが、
面白いことにこの時代の経験も今の僕に大きな財産をもたらしているのです!
ライトノベルというのは、確かに本に比べたら読み応えはないかもしれませんが、
その代わり非現実的で"世界観"が強いものが多いのです。
そのおかげで世界観やストーリーの引き出しが増え、
現在の"シネマポップス"の脚本作りに繋がっています。
ちなみに現在は、ライトノベルは一冊も残っておりません(笑)
それだけ今が充実しているということでしょう!
あの頃は、辛い現実から目を背けたかったのかもしれませんね。
それにしても、Tくんは今元気だろうか。。
【大学時代 〜ジャンルを超えた大読書時代〜】
無事に大学受験を終え、高校と共にライトノベルも卒業した僕は、
再び健全な読書ライフを歩み始めました。
そして、大学入学後まもなくして、"ンスティンダンストン"のメンバー、
チャーリーと出会うのですが、この話は長くなるのでまたの機会に(笑)
今でこそ作詞・作曲どちらも担当している僕ですが、チャーリーと出会った当時は、
僕が作詞担当でチャーリーが作曲担当というように役割分担していました。
その時、僕はふと思い立ったのです。
「作詞の技術を向上させるために、もっと本を読まなければ。。!」
何と安直な考えでしょうか(笑)
しかし、思い込みが激しく、1つのことにまっしぐらな僕は、
その時からというもの、ジャンルを問わずあらゆる本を読み漁りました。
暇さえあれば読書!というくらい。
人生で最も本を読んだ時期です。
それと、この頃に"読書ノート"なるものをつけるようにしていました。
これは、本を読み終えた後に、本のタイトル、評価、感想、
意味の知らなかった単語とその意味、などを書くというもの。
僕は忘れっぽいので、
せっかく本を読んでもすぐに忘れてしまうのがもったいないなと感じたんです。
このノートを読み返せば、本の概要も分かるし、
自分がその時どう感じたのかがすぐに思い出せるんですね。
事実、このノートは、曲作りや脚本作りで煮詰まった時などに重宝しています。
ちなみに映画ノートもあって、どちらも現在も続けています!
さて、こうして本を夢中で読んでいるうちに、気がつけば、
部屋は本でいっぱいになっていました(笑)
効率も悪く、特に必要のないような無駄な知識も身に付いたと思いますが、
この多読経験は、引き出しの多さなら負けない!という自信に繋がったと思います。
この少し後には、作曲にも目覚め、映画や音楽もジャンルを問わず鑑賞しまくるという時期が来るのですが、詳しくは別のブログにて(書くかな?笑)
【現在〜多くの本たちとの決別〜】
さあ、こうして現在へと繋がっていくのですが、最近は、
大学時代に比べると読書の頻度はかなり落ちています。
それは、単純に大量にインプットする期間はもう終わったかなと感じているのと、
今後はもう少し読むものを厳選していきたいと思っているからです。
もちろん、今まで色んな本を読んできた経験は大きく今に活きていますが、
これからはもっとンスティンダンストンの音楽に直結するような本を読んだほうがいいかな
と感じているのです。
"量"から"質"に転換するイメージでしょうか。
例えば、「シネマポップス」という僕達の音楽性を考えると、
世界観やストーリー性の強い小説や戯曲を読むのが最も効果的だと思います。
自己啓発本や自伝、随筆などもモチベーション向上という意味で
音楽に間接的に役に立つかもしれませんが、優先順位は低いでしょう。
すごく好きなんですけどね(笑)
ここで、ようやく冒頭で述べた本の大量処分に繋がってきます。
上記のようなことを考えて本棚を眺めてみたときに、僕は1つのことに気づいたのです。
「見栄を張るためだけに持っている本が結構な数あるんじゃないか?」
と。
自分が必要だからとかいずれ読み返すかもしれないとかじゃなく、
「この本を持っていたら格好良くないか?」
とか
「この本が本棚にあれば、頭良さそうに見えるな」
とかそんな不純な気持ちがあることに気がついたのです!(笑)
つまりは、ただのオブジェと化している本がたくさん本棚に並んでいたということですね。
そこで、僕は決意しました。
「本当に必要だと思う本だけ残そう」
と。
さあ、こうして本を整理し始めた僕ですが、捨てられる本の多いこと多いこと(笑)
自分がいかに見栄で生きているかに気付いて恥じるくらいありました(笑)
今までは、ちょっと良さそうだなと思った本は手当たり次第買っていましたが、
これからはジャンルを絞った上で、ストーリーや設定なども詳しく見て、
本当にいいと思った本しか買わないという方針に決めました!
少し気になった程度の本は、立ち読みくらいに抑えておきます(笑)
ちなみにこれは映画にも適応できるので、映画も同じ方針にするつもりです。
僕は本を読む際に、本に折り目をつけたり、
線を引っ張ったりするので古本屋に売ることもできず、心を鬼にして処分しました。
キートン図書館を建てるのは、まだだいぶ先のことになりそうです。。(笑)
さて、大まかに僕の読書ライフを振り返ってきましたが、
改めてやっぱり本というのは素晴らしいものだと思います。
読めば読むほど、見える世界が広がるし、色んなことを追体験できる。
人生が豊かになる気がします!
僕の頭の半分くらいは本の内容で出来ているんじゃないかと思うくらい(笑)
これからもし忙しくなっても、なるべく本を読む時間は作っていきたいと思っています。
皆さんの中にも、もし本を読まず嫌いされている方がいるなら、
ぜひ1度読んでみてください!
きっと、本は皆さんを素敵な世界へと連れて行ってくれるはずですよー!
あれ、これ死んでる?笑
それではまた次回!
キートンでした。
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