皆さんこんばんは!
明らかに泣きどころじゃないシーンでうるっとくる
キートンでございます!
早くも6月も残りわずか!
夏の尻尾が見えてきました。
それでは、早速今週も始めて参りましょう、
"キートンのおすすめシネマ"のコーナー!
さて、本日のおすすめシネマは。。
「明日君がいない」
です!
【こんな方におすすめ!】
・謎解きが好き
・考えさせる作品が好き
・学園が舞台の作品が好き
・出演者より、中身重視
・社会問題に興味がある
・悩みを抱えている
【あらすじ】
午後2時37分。
オーストラリア南部の高校で事件は起きた。
とある生徒が自殺を図ったのだ。
気づいたのは、1人の女子生徒だ。
施錠されたドアの下から流れ出す血。
一体何が。。?
時間は巻き戻り、その日の朝。
6人の高校生がそれぞれに悩みを抱えながら登校する。
いつもと変わらないように見える日常。
果たして、自殺したのは一体誰なのか。
そして、一体何が原因だったのだろうか。
少しずつ、謎の真相が明らかになってゆく。。
【見どころ】
①登場人物たちの悩み
本作には、主に6人の生徒たちが登場します。
・弁護士を目指す優等生のマーカス
・両親の自分に対する扱いに不満を抱くマーカスの妹メロディ
・スポーツマンで人気者のルーク
・自分たちは最高のカップルと信じるルークの恋人サラ
・ゲイに対する差別に悩みマリファナに手を出すショーン
・排尿障害によりいじめを受けるスティーブン
とても個性的なメンバーですね(笑)
といっても、学生時代を思い返したら、ああこんなやついたなー、と思えるような生徒
ばかりではないでしょうか?(さすがにマリファナはないでしょうが笑)
登場人物たちは、一見順風満帆な高校生活を送っているように見える人物も含めて、
全員が悩みを抱えています。
これって学生の頃に限らず、社会に出てからもそうですよね。
どんなに満ち足りていそうな人でも悩みの1つや2つはあるもの。
本作は、事件が起きるまでの出来事が、6人それぞれの視点で、
時系列を行ったり来たりしながら進行していきます。
特徴的なのは、登場人物それぞれへのインタビュー形式で話が進んでいくこと。
登場人物たちが絡み合っていくのも面白いです。
登場人物たちの悩みや感情に共感しながら観ると、より楽しめると思います!
ただし、あんまり特定の人物に入れ込み過ぎると。。笑
②衝撃のラスト
最初に結末がきて、少しづつその真相が明らかになっていく。
本作はそんな形式をとっています。
でも、それだとラストのインパクトが薄れるのでは?
そう考えてしまいがちですが、全くそんなことはありません!
むしろ、結末が分かっている分、そこに至るまでの経緯が気になり、
内容に集中して観ることができます。
そして僕は、本作のラストに衝撃を受けました。
と、同時に胸が締め付けられるような気持ちになりました。
その生徒の自殺した理由があまりにも切なかったからです。
ネタバレになってしまうので、これ以上は言えませんが、
想像の斜め上を行くラストでした。
決してハッピーになれる映画ではありませんが、とても考えさせられる作品です。
学生による自殺のニュースが多い昨今だからこそ、観ていただきたいですね。
学生の方はもちろん、僕達にも決して無関係とは思えないテーマです。
本作は、全ての真相がわかった上で、
もう一度見返すとまた違った見方が出来るかもしれません。
今回は、少々シリアスめになってしまいました(笑)
たまにはこういうのもありかな?(笑)
それではまた次回!
キートンでした。
*ユナフェス2017~夏の大感謝祭~8月3日(土)予約受付中!
0コメント