【音楽家×映画紹介】No.13「明日君がいない」〜キートンのおすすめシネマ〜

皆さんこんばんは!


明らかに泣きどころじゃないシーンでうるっとくる


キートンでございます!


早くも6月も残りわずか!

夏の尻尾が見えてきました。


それでは、早速今週も始めて参りましょう、


"キートンのおすすめシネマ"のコーナー!


さて、本日のおすすめシネマは。。


「明日君がいない」


です!


【こんな方におすすめ!】

・謎解きが好き

・考えさせる作品が好き

・学園が舞台の作品が好き

・出演者より、中身重視

・社会問題に興味がある

・悩みを抱えている


【あらすじ】

午後2時37分。


オーストラリア南部の高校で事件は起きた。

とある生徒が自殺を図ったのだ。


気づいたのは、1人の女子生徒だ。

施錠されたドアの下から流れ出す血。

一体何が。。?


時間は巻き戻り、その日の朝。


6人の高校生がそれぞれに悩みを抱えながら登校する。

いつもと変わらないように見える日常。


果たして、自殺したのは一体誰なのか。

そして、一体何が原因だったのだろうか。


少しずつ、謎の真相が明らかになってゆく。。


【見どころ】

①登場人物たちの悩み


本作には、主に6人の生徒たちが登場します。

・弁護士を目指す優等生のマーカス

・両親の自分に対する扱いに不満を抱くマーカスの妹メロディ

・スポーツマンで人気者のルーク

・自分たちは最高のカップルと信じるルークの恋人サラ

・ゲイに対する差別に悩みマリファナに手を出すショーン

・排尿障害によりいじめを受けるスティーブン


とても個性的なメンバーですね(笑)


といっても、学生時代を思い返したら、ああこんなやついたなー、と思えるような生徒

ばかりではないでしょうか?(さすがにマリファナはないでしょうが笑)


登場人物たちは、一見順風満帆な高校生活を送っているように見える人物も含めて、

全員が悩みを抱えています。


これって学生の頃に限らず、社会に出てからもそうですよね。

どんなに満ち足りていそうな人でも悩みの1つや2つはあるもの。


本作は、事件が起きるまでの出来事が、6人それぞれの視点で、

時系列を行ったり来たりしながら進行していきます。


特徴的なのは、登場人物それぞれへのインタビュー形式で話が進んでいくこと。


登場人物たちが絡み合っていくのも面白いです。


登場人物たちの悩みや感情に共感しながら観ると、より楽しめると思います!


ただし、あんまり特定の人物に入れ込み過ぎると。。笑


②衝撃のラスト


最初に結末がきて、少しづつその真相が明らかになっていく。

本作はそんな形式をとっています。


でも、それだとラストのインパクトが薄れるのでは?

そう考えてしまいがちですが、全くそんなことはありません!


むしろ、結末が分かっている分、そこに至るまでの経緯が気になり、

内容に集中して観ることができます。


そして僕は、本作のラストに衝撃を受けました。

と、同時に胸が締め付けられるような気持ちになりました。


その生徒の自殺した理由があまりにも切なかったからです。


ネタバレになってしまうので、これ以上は言えませんが、

想像の斜め上を行くラストでした。


決してハッピーになれる映画ではありませんが、とても考えさせられる作品です。

学生による自殺のニュースが多い昨今だからこそ、観ていただきたいですね。


学生の方はもちろん、僕達にも決して無関係とは思えないテーマです。


本作は、全ての真相がわかった上で、

もう一度見返すとまた違った見方が出来るかもしれません。


今回は、少々シリアスめになってしまいました(笑)

たまにはこういうのもありかな?(笑)


それではまた次回!

キートンでした。


*ユナフェス2017~夏の大感謝祭~8月3日(土)予約受付中!

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